ITエンジニアがおすすめする技術書 10選。~前編~

IT・テクノロジー

はじめに

技術に関する知識を記録・共有するためのコミュニティサービスのQiita上で投稿者が多くおすすめしている技術書を参考サイトをもとにまとめてみました。一時的な流行りの本ではなく、ロングセラーで信頼のおける本が多く紹介されていました。

Youtubeでまとめた動画

おすすめの技術書10選

第10位 現場で役立つシステム設計の原則

現場で役立つシステム設計の原則 ~変更を楽で安全にするオブジェクト指向の実践技法 | 増田 亨 |本 | 通販 | Amazon

現場で役立つシステム設計の原則

「ソースがごちゃごちゃしていて、どこに何が書いてあるのか理解するまでがたいへん」「1つの修正のために、あっちもこっちも書きなおす必要がある」「ちょっとした変更のはずが、本来はありえない場所にまで影響して、大幅なやり直しになってしまった」といったトラブルが起こるのは、ソフトウェアの設計に問題があるから。日本最大級となる60万件以上の求人情報サイト「イーキャリアJobSearch」の主任設計者であり、システム設計のベテランである著者が、コードの具体例を示しながら、良い設計のやり方と考え方を解説します。
口コミをご紹介
hidehikoさん
総合評価5.0
できるだけ難解な言葉を使わずに、DDDのために必要な考え方が、とてもわかりやすく説明されています。
オブジェクト指向(継承、ポリモフィズム(多態))は理解したけれど、どうやってクラスを作っていったらいいのかイメージがつかめない人がまず最初に読むと良いと思います。著者はそのはるか先の立ち位置から、初学者が余計な迷い道をしなくてすむように、最短経路に導いてくれているように感じます
_bugsSoulさん
総合評価5.0
本書は、いわゆるエンタープライズ系システムの『複雑怪奇なビジネスロジック』を、
どのように整理整頓し解決をしたら良いかについての本であると思われる。
よって、エンプラ系システムの開発に伴う政治や法律上云々は、
この本では解決策は書かれていないし、
それはそれで重要な問題なので別の本などを参考に解決すべき問題だ。
(略)
挫折や失敗はあるかもしれないけれど、エンプラ系エンジニアであるなら、
DDDは、本書を片手に、一度は『勇気』をもって挑戦してみる価値はあるのかもしれない。

第9位 ボッシュ自動車ハンドブック

ボッシュ自動車ハンドブック 日本語第4版

ボッシュ自動車ハンドブック

自動車技術を学ぶための最良の一冊!

豊富な図表により、難しい内容も理解しやすく構成。
約6,000項目の詳細なインデックスで、知りたいことを一発検索。
自動車業界で使用される欧文略語を巻末に掲載。

◆ドイツの自動車技術分野、自動車研究開発分野、主要自動車メーカーなどで活躍する専門家の執筆による 詳細な内容。
◆世界中のエンジニアが常時携帯しているテクニカルハンドブック。
ドイツ語初版以来80余年の間に世界中で多くの言語に翻訳され、160万部以上出版されました。

口コミをご紹介
kaizenさん
総合評価5.0
CANを始め、自動車由来の技術仕様を網羅しようとしている。
自動車関連の仕事をする人の机に一つあると便利。日本では自動車技術会がCDやDVDで様々な標準を発行している。
ドイツでは、ボッシュが自動車の関連情報を整理している。
この2つを比較することにより、ドイツと日本の技術分布を把握し、
抜け漏れのある分野の調査に役立ててきた。この本が並んでいる大きな本屋に、自動車技術会の本が並んでいないと寂しいかも。
英語の10版は2019年2月発行。翻訳は約半年後と本気度が伺える。
SN1さん
総合評価5.0
内容的には概論レベル
しかし基礎として押さえておくべき内容がすべて網羅されているため、自動車関連業界にいる人、目指す人はすべて目を通しておくとよいと思います

第8位 新しいLinuxの教科書

ボッシュ自動車ハンドブック 日本語第4版

新しいLinuxの教科書

【8刷、ベストセラー】 コマンドラインを極めろ!!

MS-DOSを知らない世代のエンジニアに向けたLinux入門書の決定版。
Linux自身の機能だけでなく、シェルスクリプトを使ったプログラミングや、
Gitによるソフトウェア開発のバージョン管理など、イマドキのエンジニアなら
知っておくべき知識についても、丁寧に解説しました!!

Redhat系、Debian系に対応

口コミをご紹介
佐藤 剛さん
総合評価5.0

約400ページ。20のChapterに分けられており、1日1Chapterで1ヶ月ほどで1周できる。学習計画が立てやすく、内容が良くまとまっている本だった。

Linuxの機能、コマンドラインの操作、シェルスクリプトなどに触れており、Linuxの操作に慣れたい初学者にも安心な内容となっている。解説が丁寧で、リファレンスとしても優秀な一冊。

Hiroさん
総合評価5.0
Linuxをさわる人の1冊目としてかなり良いと思います。
管理者向けというよりユーザー向けという感じですが、まずはここに書いてある内容から学ぶので良いのではないでしょうか。
2015年発行の本であり、このレビューを書いている2023年時点から見ると、CentOSがもう無いというのはちょっと大きな違いかもしれませんが、個人であれば Red Hat から RHEL をダウンロード・インストールして利用可能なはずなので、それを利用すると良さそうです。

第7位 プロになるためのWEB技術入門

プロになるためのWEB技術入門

『なぜ、あなたはJavaでオブジェクト指向開発できないのか』の著者である小森祐介氏の新刊です。Webアプリケーションの開発方法を、インターネットの仕組みの根本原理から、じっくり解説します。Webアプリケーションとは何か?――という根本的な問いかけから始まり、基礎の基礎をかためつつ、本物の実力を養成することを目標に内容を構成しています。これにより一貫した流れでWebアプリケーション開発の真髄を学ぶことができます。図解をたくさん用意しましたので、これで直感的に楽しく理解も進むようになっています。

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hogepiyoさん
総合評価5.0

Web関連に興味があり古い本ですが手に取ってみました。

全体的にサラっと読める内容でわかりやすかった。
序盤はWeb技術の歴史で、中盤はインターネットの仕組みとなり、最後はMVCモデルの説明となっている。
書籍のところどころにコラムが付いていて興味を持てる内容となっている。

一通り最後まで読んでみて、HTMLやPHPを少し学んだ人が読むとより知識に幅が広がるのではないかと思った。
古いからと言って敬遠せず手に取って欲しい。

kentaroさん
総合評価5.0

少し煽った(?)感じに捉えられる表題ですが、とても良いと思います。

発行年度が古くて、購入したあと、やってしまったかと一瞬後悔しましたが、読んでみての感想は、最初にこれを読んでよかったなと。

入門、初学者のためという位置付けだと理解していますが、その後に入れる知識の連結にとても役に立ちました。

個人的には、文体がとても心地よいというのもあったかもしれません。

第6位 ゼロから作るDeep Learning

ゼロから作るDeep Learning

ディープラーニングの本格的な入門書。外部のライブラリに頼らずに、Python 3によってゼロからディープラーニングを作ることで、ディープラーニングの原理を楽しく学びます。
ディープラーニングやニューラルネットワークの基礎だけでなく、誤差逆伝播法や畳み込みニューラルネットワークなども実装レベルで理解できます。
ハイパーパラメータの決め方や重みの初期値といった実践的なテクニック、Batch NormalizationやDropout、Adamといった最近のトレンド、自動運転や画像生成、強化学習などの応用例、さらには、なぜディープラーニングは優れているのか?なぜ層を深くすると認識精度がよくなるのか?といった“Why”に関する問題も取り上げます。

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いなさん
総合評価5.0

「プログラミング未経験、AI未経験、平均的な高校数学の知識」という条件で読みました。

プログラミングは基礎が身に付いている前提で話が進むので、Python未経験だと理解するのが難しいと思います。

数学面では微分や線形代数の考え方が登場しますが、これもある程度理解している前提で話が進みます。

本書の趣旨である「AIの理論」については非常に丁寧な解説がされており、時間をかけて向き合えば本質的な理解ができるようになっています。

「プログラミング」や「数学」の部分が経験者向けのレベルなので、自分は『Python1年生シリーズ』の本と、無料の「chainerチュートリアル」というサイトでその辺りの不足知識を補いました。

エムカワさん
総合評価5.0

シンプルにニューラルネットワークを構築してDLを学ぶというコンセプトが特徴で、数冊読んだDL入門書の中では分かりやすいと言える。
だが、コードを読んで理解できるかと言われると理解が難しく、実際に理解できるまでには何度も読み返さなければならない。
可読性が高いpythonをプログラミング言語として選択したメリットを実感できない、というのが率直な感想。
開き直って一切numpyを利用しないプログラム例も示してくれた方が、回帰問題や分類問題への応用も理解しやすいと思うのだが。

前編のご紹介は以上です!
後編は以下からどうぞ。

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